IE9ピン留め

マクドナルド足立保木間店@竹ノ塚

このところ、ずいぶん寒い。
去年アタリなんか、温暖化のせいで暖冬だとか、
これからもずっとそんなだよ、的に伝えられていたような・・・

ことしは雪国は豪雪みたいだし。ニッポンの冬、本領発揮の2012年。


あんまり寒いんで、仕事から帰ったら、これであったまりましょうかね(^^
いざ作ると、砂糖の使用量に愕然とする甘酒。
でも、おいしいからいいんです。


けっこうイイ酒粕で作ってます。コクと風味が違います。
ほんとうですよ(^^

朝に飲んでも問題ないだろうか・・・



忙しい時期に入って、仕事はほとんどクルマ移動になりまして、
毎年のことですが、朝にはここのホットで一息つけながらのドライブです。

マクドナルド足立保木間店

ひところ100円コーヒーなんかで重宝しました。
缶コーヒーなんかより、わりとよさげな味で好きなんですよ。
最近は120円ですけどね。
あれれ?


蓋を取ったら、この具合。

ちょっと~。随分としみったれた量じゃない?
別にたくさん飲みたいわけじゃないから、いいんですけど。
100円で美味しいコーヒーの印象を植えておいて、
徐々に儲けに走る常套手段ね。
子供の頃は“あんみつや商法”とかって習ったけど、いまでも商魂はたくましく!ってかな。

いいですよ。みんなで儲けましょう。

去年いたアルバイトのおねえさん、いなくなっちゃった。
あの笑顔が目当てだったりしたんだけどな・・・
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# by zacho_7henge | 2012-02-01 15:32 | 今日のお店 | Trackback | Comments(0) 

ねぎどん@千束

今日も竜泉。
こちらお酉さまの向かいにあるお寺ね。

光照山 西徳寺。
真宗佛光寺派、ということだが、詳しくは知らない(^^;
こういう歴史が1こ出てくると、街並みが落ち着きます。ホッとするね。


今日もお酉さまにクルマを停めて。
停めて、ったって違法駐車じゃないよ。お酉さまのコインパです。
所用のあと、このままクルマを放置して国際通りを浅草方面へ。

途中、入谷へ行く通りと国際通りの真ん中の細い道へ入りまして、
この交差点から見えます蕎麦屋さんです。


ねぎどん@千束

立ち食いスタイルではないですが。
カウンターに椅子が用意されていますお手軽系であります。
にしては、結構なスペックが公表されていますね。
国産鰹節の認定証。
鰹節とさば節は枕崎産、宗田節は土佐清水。へえ~。
かけ汁美味しいかなー、ということであったかい種もんにします。


ねぎ肉そば570円

ちょっと値の張るものを。
春菊が見えましたが、ここは連続して角萬ひやだいを我慢して訪問しているので、
どうやら肉を欲しているようです、自分(^^;

蕎麦は都度茹で。お母さんがガッシャガシャ頑張っています。
ドーンとボリューム充分の麺量です。角のある麺も、コシは柔く、しかし伸びない。
そうそう大衆店に見る、強い蕎麦入りひやむぎだ(^^;
まあいいじゃない。そこそこ綺麗に啜れます。

斜に切ったネギがたくさん。店名を思わせますねえ。
豚肉は薄切りの小間切れで硬くなってますが、不満の出ない積載量ですな。

かけ汁は、東京のそれで、濃いめに、そして甘くないものです。
ほほう。やりますな~。
大衆店にありがちな、甘アマの汁とは違いますよ。
これはちょっと、美味しい、いいかけ汁ですねえ。

生日本そば、と謳ってます。意味は分かりませんが、機会仕立ての蕎麦。
それでも良く出来た一杯は、やはり手をかけたかけ汁にあるようです。

うどんは手打ちを始めたんですか。前からやってたんですかね。
いい選択ができるお店です。
手打ちの蕎麦を出すのは、たいへんかな~(^^
こんどは天ぷらものを食べに来たいですね。ごちそうさん。

ねぎどんそば(蕎麦) / 浅草駅(つくばEXP)入谷駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0



しかしねえ。
2012.01.31現在。わたしが投稿するまでは、食べログ評価3.78で、TOP5000入りのお店だって。
いくらなんでも付けすぎでしょ、点数。
まあ、いっても3.20くらいでいいよ。しょせんお手軽系なんだから。

# by zacho_7henge | 2012-01-31 14:10 | 今日のお店 | Trackback | Comments(0) 

富士そば@北千住駅前 《さよなら そば千》

年明けに、内装の工事を始めたのは知っていた。
おかしな時期にするもんだ、とは思っていたが。これは、やはり。。。


そば千、閉店。
ファンの多い店だった筈だし、いつ来ても客がいたのに、衝撃的な事件だ。
わたしの中の立ち食い御三家の一角が崩れてしまった。。。

もともと不利な立地だったとは言え、千住の名店だったのに、泣きそうです。

……お前のせいだな(^^;


富士そば@北千住駅西口

駅前に、突如構えたお前が、完全に客足を奪ったのは間違いない!
悔し~~~っ!
地元の食文化が一つ、くだらない立ち食いチェーンに喰われてしまった。

・・・ん?あ。紅生姜だ。てんぷら。

食べたい。

紅生姜の天ぷらって、関西のどの辺のものなんだろう。
出会ったときグッと来たよね。
東京モンには衝撃的だった。まさかこんなものが天ぷらになるなんて、ってね。
我が家でも人気の種ですよ。でも、粉が真っ赤になるから、いつも揚げる順番は最後になって、
だから、お腹一杯の子供達も残してくれるから、食いはぐれることが少ない種だ。
ちょっと塩っ気が、天つゆとも混じっておいしいんだよな、これが(^^
最近は乾物屋なんかがなくなったから、
スーパーの、ご丁寧に千切りしたものしか手に入らないけど、
薄切りにした一枚の紅生姜だったら、もっと美味しいんだろうね。

380円だって。食べてこ。
あ、富士そばが食いたいんじゃないぞ!紅生姜だ。
あくまで天ぷらが食いたいの。
ここのふにゃらこ蕎麦なんか、誰が好んで食うかいな。


紅しょうが天そば380円

しかしこの、料理を何とも思わない連中のネギ。荒くて辛いわな。
ろくに戻しもしない乾燥わかめ。ナメてるなあ。
見た目で萎えるわ。
さて、厚みのある天ぷらは仕立ては悪くない。昨日のなんかよりはしっかりしてる。
が、味わいがなんか物足りないような。。。

使われてる紅生姜の絶対量が少ないんだよな。
で、きっと、きっちり漬け汁をふき取っちゃってるから、ちょっと生姜っぽさが薄いんだな。
我が家では、ある程度赤い漬け汁もいっしょに混ぜちゃうから、
衣にも味が染み込んで濃い。これがうまいのだ。
あと、余計なものまぜないからね。玉ねぎとかなんとか。
ここさんのは、紅生姜天、じゃなくって、紅しょうがのかき揚げ天だ。

あれ?蕎麦。少し変わった?角刈り麺だ ふよふよとして相変わらずコシは弱いけど、
丸麺でキリリとしない蕎麦、って思っていたから、これは良くなってるんだね。
ふんふん。
ちょっとかけ汁がもうひとつなんだけど、まあいいとこだな。このくらいのが食えりゃ。

店内狭くて、固定した椅子で客の自由を奪うなら、取っ払って立たせりゃいいのに・・・
と思いつつ、ごっそさんでした。

あ?ああ、そば千か。まあ残念だけど、しょうがないな。
全ては需給のバランス、か・・・・・


以前の北千住富士そばさん情報
・春菊天そば

# by zacho_7henge | 2012-01-30 15:24 | 今日のお店 | Trackback | Comments(0) 

立食いそば 山田屋@千束


わたしの聖地。竜泉角萬だが、めずらしく通りすぎる。
その時点で既に聖地ではないんじゃないか?

お酉さま。もうじき

ふはは。お見事(^^
竜泉に来ると、いつもクルマはお酉さまに停めてます。
で、角萬すする、つか喰らうわけですが、
いつも気になるお店が1軒。きょうはここに決めてきました。
強い意思で、角萬麺への思いを振りはらって立ち食い蕎麦ですよ(^^;


立食いそば 山田屋@千束

ここの天ぷら群もなかなかだ、ということで、評判のゲソ天をいただきに。
わたしは初めての立ち食い店では、積極的に春菊天を頼みますんで、
ここさんも追加の天ぷらが1枚80円とお得なんで行ってみようかと・・・・
おっとそこへ、ごぼう天の文字が!
ごぼうは見過ごせないでしょう。蕎麦にごぼう。こんな名コンビを見ないわけにいきません。
しかし春菊も捨てがたい。ゲソも試したい・・・
3つ入れちゃえよ(^^;


ゲソ天そば370円 追加ごぼう天80円

3つ入れたら馬鹿でしょ。ここは野菜-野菜の組み合わせよりもこちらが上手でしょう。
春菊対ごぼうじゃ、まあ勝負あったな。
てなわけで、まずは汁から。
甘い、万人受けする格安良店におけるスタンダードな大衆かけ汁。
天たねからの出汁も応援して、これは人気あるでしょう、な旨さだね。

麺はまあ、何も言うまい。丸麺のやわやわ系だが、文句は無いね。

ゲソが、いい味だしてるね~。ネタは細かく切られていて、崩れると食べにくいな。
で、やっぱごぼうですよ。旨いのは。マッチ棒に切られて、いい出汁になってます。
まあ、味わいとしたら、いいんじゃないかな。

でもね。違うんだな、これは。

天ぷらがねぇ。。。

弱いのよ、これじゃ。

もう出されたそばから、衣がグズグズになっちゃってる。
ゲソなんかぼろぼろで、溶けて種だけ沈んでゆく・・・
ごぼうも崩壊。

これね。天つゆ吸わせてあつあつのご飯に乗っけて丼飯!なら合格よ。
かけ蕎麦の種としたら、申し訳ないけど点数付かないね。
江戸前の、江戸じゃ無くても天だねはな、
つゆに浸かってるくらいでグズグズになっちゃいけないのよ。
べつに堅牢にしなくってもいいから、もうちょっとしっかりした衣にしてもらいたいもんですな。

蕎麦を啜り終わった後、
沈んだゲソとごぼうを、どんぶりを抱えて箸で掻きだすように口に運ぶ。

ズズー、じゅるじゅるっ!

まあ、悪かないけどね。恰好は付かないわな。

蕎麦を啜って、割り箸をパン!って丼ぶりの縁で叩いて『ごっそさん!』
すすり終わった丼ぶりに割り箸が乗っかった絵を残して、
颯爽と帰るのが立ち食い蕎麦なんだよね。自分的には。

いつまでもズルズル~~~って後ろ髪ひかれてちゃ、こりゃあ男が廃るってもんですよ(^^;


な~んかもうひとつ、決まらなかったんだよ、お酉さん。
角萬喰らって帰ろかな・・・

# by zacho_7henge | 2012-01-29 14:04 | 今日のお店 | Trackback | Comments(0) 

ビィズ・ショコラ@南越谷

パンクは3回目。

一回目は、もうなに、20ねんくらい前。
リアのグリップがちょいと甘いかな?と、スタンドで見てもらったら、
ほっそい短いなにかの破片を踏んでた。

『よく気付きましたね~。ふつうリアタイヤじゃ、これわかんないですよ』

と言われるくらいの悔しいパンク!でもまあ、これは治せたんだが・・・

二回目は、これはひどかった。
これはY31のとき。結婚して間もなく。嫁と、2歳の長女を乗せて転がしていたら、とつぜん

『ぶぉしゅわ~~~』!!!

リアの横壁に、L字に曲がった5寸釘がぶっささった。んなアホなぁ(^^;
変えたばかりの新品タイヤだったんだよな。17インチ。痛手だった・・・
路肩でジャッキアップして交換すんのに降りない嫁・・・

「重てーんだ降りろこの!」
「いやよ!寒いんだから。」
「んだとこのどぶすチビ!」
「なによこのぼろグルマ!!!」

なんてやり取りも今は懐かしい。
ああ懐かしい~ 懐かしい~ 懐かしぃ ぶっとばすぞおまえ・・・とは言えないの
あれから15年・・・・・・


先日、越谷の中華キッチン「ぐら」で食事をしました帰り道。
せっかくだから家族でお気に入りのケーキ屋さん
『ビィズ・ショコラ』でなんか買って帰りたい子供たち。

「あーちゃんはケーキたえる(食べる)」←2歳次女(^^;

外食したんだから無し!、というのもあまり効果がなく。
では岩シューとかいうシュークリームで我慢しなさい、と大きい子供達と妥結。


「あーちゃんはケーキたえる」

「シュークリームにしようね」

「あーちゃんはケーキたえる」

「・・・・」

無視ムシ(^^;

で、お店到着。
2個しかない岩シューを追加でつくってもらう間、ショーケースにかじりつきの2歳児。

「あーちゃんはイチゴたえる」

「今ねぇ、あーちゃんのシュークリーム作ってるよ(^^」

「あーちゃんはイチゴたえる」
「あーちゃんはイチゴたえる」
「あーちゃんはイチゴたえる」

「・・・・・苺たべたいの?」

「たえるーたえる(^^」

・・・・・(^^; で、これ↓ ↓ ↓

苺のタルト ビィズ・ショコラ@南越谷

けっきょく買わされる弱腰外交。外交じゃないか(^^;

まあいいでしょう。子供の笑顔はなによりだ。

「もう。弱いんだから~(^^;」

という、ほほえましい会話の車内の空気を引き裂く音が、走行中に。

『ぶぉしゅわ~~~』

その、聞き覚えのある音とともに、走行不能に・・・・
おいおい、前輪だぞ(;_;)路肩に停めて、タイヤを見る。エア、ゼロ状態・・・
しかも、ね、ネジがショルダーに・・・・
右の車線を走ってて、左前パンクって、なに・・・

「降りようか?」と、嫁。成長したなおまえ。

「いいよ、前だから。助手席だけ降りろ。龍兄、よく見とけ」

と息子だけ降ろして交換作業。



あらあら、Y31はスペアまで純正アルミだったのに、
Y33は格安テンパーか。まあ、黄色いパニックタイヤよりはマシか。

えらいチンバでかなりの不安定なハンドリングながら、のろのろフラフラと帰ってまいりました。

あ~あ、高ぇぞ。18インチだからな。235/40だ。4万くらいすっかな。また車検のときみたいにネットで買ってくるか・・・
そうそう、あのときの車検も面倒だった(^^;

仕方がないねえ。この財政難の不景気に・・・

# by zacho_7henge | 2012-01-27 05:36 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(0) 

富山ラーメンだらんま@神田~

 昭和30年ころ、大空襲の復興事業に従事する若者たちのために、ご飯と一緒に腹いっぱい食べられるように、味を濃くしたラーメンをつくろう・・・そんなことが起源となっているそうですよ。

富山ラーメンだらんま@神田西口

 この黒いラーメンは、ここ数年メディアで話題になっていますが、なかなかお目にかかることがありませんで。大阪でもチャーシューをたんまり乗せて、派手な演出で成功しているお店がありますね。とても興味があったんですが、その“黒いヤツ”が神田にあるという情報を得て、ついに食べることができましたよ。ディープな酒場が多いことで知られる街、神田。どちらかというと酒に惹かれることも事実。比較的縁の無い街に寄ったのは一昨年の暮れ以来でしたが、まぁ今日は大人しく初志貫徹、ラーメンということで。
 
 そんなんで、JRの駅を西口に降りると、ガード下にはあの『大越』が。ちょっと覗いていきたくなるね。商店街に入ろうとすると、若いお兄さんにずいぶんとお誘いを受けたり、間口は狭いが古くからありそうな蕎麦屋があったりと、予想通り水が合いそうな町並み。目移りしながらスイスイと歩き進むと左手にお店をみつけました。まだ夜も7時くらいではカウンターは客がありませんな。そういう町なんでしょう。厨房には若い兄さんが3人、それでも準備などで手が動いていますね。いちばんスタンダードなものの食券を渡して待ちましょう。柱には、富山県の食品衛星責任者の票が張られています。地元で鍛えた店員が東京で頑張っている、のですな。


中華そば700円

 いやいや。写真で見知っていたとはいえ、見事に黒いスープ。黒いねぇ(^^パンチが効いていそうですよ。なにがエラいって、顔を近づけて麺をすするだけで湯気で目に滲みるほどに濃い。ライスと一緒にと勧める訳です。しかし、個人的にはこの味わいではライスとのマッチングは少々疑問なんですが。良く言えば嫌味、くどさの無いスープ。言い換えれば、醤油感は見た通りあるが出汁はそう華がない、そんな、濃いけどあっさりめ、なスープだ。旨いことはうまいが、完飲には及びませんよ。これはちょいと危険だろうな。きっと若干の問題を抱えているわたしの血圧が壊れるにちがいない。



 太麺はプルプルしている。サラサラのスープをよく持ち上げますが、麺自体の存在感、というか小麦感か、それはどうも弱い。スープがこれだからな。麺はどうも脇役だ。厚く切られたチャーシューは、この醤油に馴染んでかなり旨いですぞ。チャーシュー増しで注文して、これはご飯と一緒でもおいしい豚かもしれない。ああ、やっぱり麺はそっちのけのラーメンだね(^^;

 全力で復興のために汗を流した若者向けに作られた、そんな歴史を持つラーメン。たしかにそういう体使いをした後には、とても美味しい一杯となるだろうね。部活帰りなんかに仲間と一緒に啜るなんて、絵になりそうだ。もうわたしの歳では用が無さそうなものですが、ちょいと思い出したら寄っていってもいいな、と思わせるラーメン。富山にも復興にも関係が無いわたしでも、スポーツで汗をかいていた爽やかな若者だった(ハズの)頃のシーンが懐かしく思い出される、そんな気がしましたね。ごちそうさんでした。

 さて帰り道。街に溢れる誘惑を掻き分けて、ようやく電車に乗り込みました。普段ならフラッとどこかに吸い込まれても不思議じゃないんですが、抱えている仕事を思うとそうも行かず。年明けからこっち、ほんとうに健全優良オヤジだなあ。まだ一回しか外呑みがないのが不思議だ。神田、蕎麦、酒。こんな課題を残して、そのうちこの街の仲間に入れてもらいましょう(^^

# by zacho_7henge | 2012-01-26 10:45 | 今日のお店 | Trackback | Comments(0) 

大沢食堂@千石

 店員さんに、
「とんでもない辛いよ」
と釘を刺されながらも、うわさのカレーを注文した。カレーってもラーメンのほうね。さる大事な方からのご要望で、ライスではなくラーメンのほうを食べに来た。しかしね、辛いよ言われて辛いのが出てきたのは初めてじゃないかね。



大沢食堂@千石駅徒歩2~3分

 なんですか。わたしの大学の近所じゃないですか。これは知りませんでした。失礼。わたしはもぐりじゃないだろうか、と自分を疑いたくなるほどに近い。こんなイベントものの店は大学生にとっては格好のネタになるはずだのに。この電車からは通学していなかったとはいえ不覚である。

 そういえば今年は頑張った箱根駅伝。柏原くんも4年で3回優勝だから、山の神さまさまである。それにしても、べつに彼がいなくても優勝だったんでは・・・?というくらい選手層が厚いチームになっていた。来年以降も楽しみであるね。


カレーラーメン極辛850円

 激辛を、と注文したら『極辛ですね?』と修正。ああ、そうですね、メニューは極辛だ。相当辛いですよ?とけん制を受けて、はいどうぞ、と受け流す。楽しみである。わたしはどちらかというと肉やら野菜やらがゴロゴロ入っている『おふくろさんカレー』の方向が好きなのだが、こちらはあまり具沢山ではないようだ。なるほど。醤油ラーメンらしきところへカレーのルウをかけて出来上がり、といった風だ。カレー味のスープに麺、じゃ無いわけね。具は、げんこつみたいな肉の塊が3つだけ。淋しいものだが、これはこれで旨い肉だ。

 上のカレールウだけ食べてみる。口に入れる前に、上がる香りが辛い。口にして尚辛い。来たな。やっぱり刺すような辛さだ。どうも何処のカレーも辛いとなるとこればっかりで困る。もともと甘党で鳴らしているわたしの舌には、この辛さはヒリヒリと痛い。



 かき混ぜてルウとスープを馴染ませて、いただいてみる。多少醤油ベースのスープで和らぐとはいえ、刺すような直球の辛さは変わらない。そうだな。これまでの経験上、スープが熱い分たいへんだが、CoCo壱の10辛程度だろうか。わたしが味わえる限界点ギリギリだ。

 『食堂』と名乗るところで家庭的なカレーをイメージしてきたので面食らったところではある。本気で辛いから注意が必要だ。こうなると麺がどうの、はっきり言って味わうどころではなく、よくわからない。意地で制覇するのみだが、スープは辛さに飽きるのと体調を考慮して若干量残してきた。概ね美味しいものだが、極辛は少々やりすぎだ。もう少し下のレベルでカレーライスを食べてみようか。でもそうすると具が少ないので物足りないかもしれない。

 にこやかな旦那さんと、息子さんなんですかね。笑顔で見送られていい感だ。こういう接客が再訪を呼ぶんだなあ、というのが改めて分かるね。ご馳走さまでした。きっとカレーライスを食べに来よう。店を出ると、だいぶ変わってしまった町並みにも、懐かしく大学の頃を思い出したりして、わざわざ大学の前を通り、通学路だった千駄木まで歩いて帰った。

 また何か工事してるんですな、白山キャンパス。寄付だけ取られて、完成は大学を出た後。わたしはこのノッポのビル校舎では勉強できなかったんだよな。。。こんど近所に来たらこちらの学食にもお邪魔てみようか・・・

# by zacho_7henge | 2012-01-23 10:31 | 今日のお店 | Trackback | Comments(0) 

中華きっちん ぐら@越谷駅西口

 けっこう有名店のようで、地元に愛されてるお店、って感じかな。やあこんにちは。陳麻婆探険隊のお時間ですよ。やや毒々しい系の色合いに期待を込めて、越谷に麻婆豆腐を食べに来ました。じつは二度、遭難したことがあります間抜けです。今日は三度目の探訪ですが、また見つかりません。

「だってココは違うもんなぁ」

と思って来てみたら、あ、発見しました。なんだ。ここ喫茶店だったのに、こちらに変ったんですな。向かいに3台分の駐車場がありますが、満車。なんだよホントに人気だね。日曜日ともなるとクルマでやってくる客もいるわけですな。まあ、われわれもそのクチですが(^^;

[b:中華きっちん ぐら@越谷駅西口]

 こじんまりした、綺麗で落ち着いた雰囲気にまとめたお店。4人テーブルが2つと、あとはフレキシブル2人テーブルが4つ。やや狭い配置ですが、ダークな木目調に採光がいいんで、中央の落ち着かない席に座ったわりには不思議と窮屈な感じはありません。ホールさんは若いご夫婦でしょうか、二人で接客です。。スタッフ数を考えるとこれで十分な席数です。それでも満席になればアップアップなようで、5分待っても水は出ませんでした。それでもとくに不快感が沸かない、なんか『頑張れ!』っていいたくなる、そんな空気のお店です。こういう空気って、人柄だよなあ・・・忙しそうに動いております。
 提供まで20分。のんびり話しながら待ちました。綺麗な料理が続々登場。3品別々なのに、上手に揃えてきました。お店はほぼ満席。厨房一人なのに、やるもんです。

[b:えび入りかた焼きそば980円]

 しっかり濃いめな味付け。しょっぱ目かな。でも下手なものを使ってる様子はありません。まあ、それぞれ結構いい値段取ってるからそれくらいは、ね。大きめのエビがたくさんで嬉しいです。やや餡が緩く、水っぽくなりましたが、麺が吸って美味しくなります。ちょっと火の使い方が甘いんだろうな。基本のスープは美味しいのは分かりますね。

[b:豚の唐揚げそば920円]

 括弧してパイコー麺とか書いてあったかな?このラーメンつゆも濃いめですね。これはちょいと飲み物を通したくなりますね。ちぢれ麺が透明がかった黄色で、かんすいとか使ってないやつね。細めながらしっかりしたもの。これスープをよく絡めておいしいです。う~ん、濃いのがアレだけど、旨いぞここ。若いのは気にしないからなおさらお気に入りのようです。肉とこのスープで、ランチタイムの無料のライスがサクサク進みます。


[b:四川麻婆豆腐定食830円]


 ザーサイとスープが付いて、ご飯がおかわり自由だそうですよ。四川麻婆と謳ってるにしては、これが一番安いメニューってのもどうよ、と勘繰りながら、見た目赤くない系クラッシュ系の一品登場。さて、山椒で辛く、とお願いしておきまして、ホールさんも厨房に通しましたが、香りはあるものの口に入れても特に何も起きません。連れも食べられるくらい穏やかです。他の2品に比べると、おや?と思うほど味付けは大人し目。辣が弱いし、醤があまり効いておらず、ベースも少し物足りなく感じます。変なの。なんなんでしょう。ラーメンなんかと別のスープにしている訳もないと思いますけどね。定食ですからスープが付いてきますが、これが濃いけど旨いんですよ。だからこちらのお店、スープは美味しく取れてるんで、固焼きとラーメンは凄く美味しい。しかし麻婆豆腐はどうも、どうなんでしょう、な印象でした。ちょっと不思議。卓上のラー油をぐるぐると廻しかけてフォローなりましたが、基本が上品なものですから、そうはワイルドには変貌を遂げません。まあ、地域の人気店で次から次へと女性客や家族連れが来るお店です。マニアックな麻婆が出てくるほうがどーかしてます。わたしの連れが美味しいと言ってる麻婆豆腐ですから、ごく普通の方々には本格的と思えるものだと思います。ただ、探険隊のみなさんには物足りないこと間違いないでしょう。実食には及びませんです。

優しそうな男性店員。これを目当てに来る女性客もいるんじゃないの?ちょっといじってみましょう。山椒は中国山椒を使ってるんですか?とボールを投げてみました。

「え?あ、ああ・・・企業秘密です」

あらあら(^^;

「いや、実はよく分からないんですよ(笑)」

と、お兄さんにはぐらかされました。香りの花椒で痺れはほとんどありませんでした。こちらも固焼き同様、餡が緩い目で、食べ進めるとスープ状になりましたから、普段きったない大衆店でガテン系中華をガツガツ食べていると物足りないかもしれません。しかしお洒落で女性受けもいい雰囲気ですんで,方向性としてはそういう、品良く美しい料理、を目指しているのでしょう。そうか。中華料理屋、じゃなくって中華キッチン、だからね。現に料理も器もたいへん綺麗に出されますので、とてもいい時間を過ごせました。

中華キッチン ぐら中華料理 / 越谷駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5




麻婆豆腐は四川を名乗るなら3点弱。普通に料理としてなら3.5。ほかのメニューは堂々の4点台ってとこですかね。2012年1月現在、食べログ総合点3.67。まあ、間違いないでしょう。


# by zacho_7henge | 2012-01-17 05:28 | 今日のお店 | Trackback | Comments(0) 

~門前そば菊屋本店@足利学校北~

 やや拍子抜けなまま一茶庵を出たのが午後の2時前。もう少し知識を入れてから来れば印象も違ったかなぁ、と歩くと、また綺麗なお堀が見えてきた。平日の昼過ぎは静かなもので、お堀には鴨がたくさん泳いでいる。この他愛のない風景を見て心安らいでいると、いつも喜んで鴨を食べているのが少々申し訳ない。
 鑁阿寺の中を通って、門前の通りを歩いて駅に向かおう。お堂ではなにか人が集まっている、といっても大した人数ではないが。ああ、お守りなどを買ってるんだね。せっかくだから子供たちの学業成就を祈り、わたしも買っていくことにした。
立派な木だ。ついつい見入ってしまった。

 参道のお店で話を聞くと、JRのほうの足利駅近くに美味しいお蕎麦屋さんがある、ということだが、たしか2時までで中休みがあるそうだ。機を逸してしまったようで残念である。急行で訪れなかった自分を悔やんだが、ここの寺にも門前そばがあるそうだ。観光相手だから通しでやっているそうで、せっかく足利まで来たのだからもう一軒、とお邪魔することにした。

 位置的には鑁阿寺の東側で、かの有名な足利学校を回り込むと、その北側にきれいなお店が現れた。足利そば伝承会、の幟が風にたなびいている。

歴史ある、と伺ったのでそういう風情を期待したが、どうやら最近になって改築でもしたのだろう。お寺の門前そば、と言うには少し残念な構えだ。


門前そば菊屋本店@足利学校北

 明治創業。昭和50年に100周年で表彰されているから、もう140年くらいだろう。店内はとても天井が高く、気分がいい。午後2時半、先客は1組だけだ。テーブル席はどうやら西陽が眩しいので、広いお座敷を独り占めさせていただこう。まずは蕎麦前からお願いした。

グラスエビス380円
にしん甘露煮380円

 出来あえではあるが、なかなかに旨い。ニシンは好きだ。普段からあまり食べることは無いが、何故か蕎麦屋だとニシンが旨い。ビールと合わせている自分がどうかしているが、2軒目であるし、アル添と大吟醸しかないのでやむを得ない。


ニ八そば650円

 北海道産ということだ。蕎麦は手打ち。キタワセと思われる香り。だいぶ適当とみえる包丁で、あまりの太さのバラつきに笑ってしまう。写真はいいところが撮れたな。

出汁が正直、悪い。臭みが残り、蕎麦湯で戴くことが出来ないくらいに生臭さが残る。ニシンの骨は柔かく美味しく戴けたが、蕎麦については無駄骨であった。

 教科書にも出てくる日本最古の足利学校を見て、観光らしきことも一応済ませて帰路に付く。途中その街並みを背景に、地元の高校生だろうか。ドラマにも描けそうな若い恋人の青春のやりとりも、当人たちは深刻な別れ話だろうがしかし絵になるなぁ、と見えぬ聞こえぬふりをして通り過ぎた。帰り道。渡良瀬川に差し掛かると、1月は13日の金曜日に花火の音?何かあるのだろうか。まあ、帰りましょう、の合図ということか。一茶庵の大福を抱え、帰りこそ急行に世話になり、我が家へ向かった。

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# by zacho_7henge | 2012-01-16 09:15 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(0) 

一茶庵本店@足利 2012年1月13日

 仕事は繁忙期に入ったが、免許の書き換えということでは休まざるを得ない。これをいいことに、少し羽根など伸ばしてみようか、などと思い付いた。そう遠くもないのに普段行く機会の無い柏あたりが選択肢になる。有力どころの蕎麦屋が多い、魅力的な街だ。竹やぶと、あと数軒。それに、気になるパン屋もあるから帰りにお土産にしようか・・・普段から行動範囲が狭く、埼玉、千葉、せいぜい神奈川辺りしか行かないわたしの旅の発想はこんなものか、と自嘲気味になる。せっかくだから、昔よく転がしたいろは坂でも攻めに行くか?いや、この時期寒いし、まさかとは思うが雪にでもなったら車高の低いクルマでは面倒だ。

『日光ねぇ~』

日光。栃木。と文字を重ねると、片倉康雄氏の文字が浮かんできた。

『足利、か・・・』

時刻表を探ると、どうやら形にはなりそうだ。たまには電車の旅もいいだろう。会社は一日休みを取り、さいきん旅行にも連れて行かない家内にも正直に一人旅の話をして理解を得た。このところ一年じゅう蕎麦屋を食べ歩き、近頃は休日に、うどんではなく蕎麦ばかり打つようになったわたしを見て、蕎麦屋でも始めるのではないかと少しは気にし始めただろうか。拍子抜けするほど物わかりのいい返事をもらった。

 さて簡単に計画を立てておく。中心はもちろん、片倉氏の構えた一茶庵本店である。東武の足利市駅へは1時間40分ほど。その駅から少しあるが、どうやら徒歩で行けそうだ。さらにすぐ近くに市役所があるとなればバスくらいは出ているだろう、と楽観する。あとは、栃木と言えば仙波そばだ。しかし、葛生の名店はどうやら一茶庵からはだいぶある。電車も近くまでは、ない。佐野線で移動して、最寄駅からタクシーとなると高くつきそうだが、旅先で気が大きくなったら案外気前よく行動しそうな予感はしたので、一応候補には入れておこう。現実的には足利でもう一軒や二軒、いいそば屋が見つかれば嬉しい。一茶庵の名にたじろがずに、近くに店を構える器量なら期待できようというものだ。現地で探すとしよう。そう、わたしは案外、普段クチコミなど書いていながら下調べをして情報を取らないクチなのだ。知識は欲しいが、事情通の方の情報に呑まれるのも、先入観を持つのも避けるためである。

 1月13日金曜日。9時に始まった免許の更新は、10時には終わった。便利になったものだ、と改めて感じる。そういえば前々回の書き換えの時は、その帰り道のクルマでシートベルトで切符を切られたのだった。冗談のような嫌な思い出だが、今回は電車だから問題は起きない。いきなりカップ酒でも飲んでやろうか?とわたしの妙な視線を受けた入口の警官は、長い警棒を地面に突いたままにらみ返してきた。

「こらどうも。ご苦労さんです」

いやな連中だ。どうも警察と職員室は昔っから苦手だ。ケツの座りがすこぶる悪い。おまえさんらはその仕事が楽しいのかね?と、わたしに言わせればご奇特な方々の館をそそくさと出て、さっそく電車に乗ることにした。

 さて、わたしにすれば長旅だが、特急でスッと到着してしまうのもなんだか無粋な気がしていた。以前新潟を旅行した際も、新幹線で2時間も掛からずあっという間に着いてしまい、なんだか遠出の雰囲気ではなかった気がしたのを思い出し、たかが足利、線路も1本。来た電車に乗ればいいと気楽に行ったのが少々失敗だった。あまり面白くない話だが、来た電車は南栗橋行き。平日の10時、下り線は客もなく、座席に寝そべろうかという勢いだ。何も考えずに行き当たりばったりの電車旅行だが、途中で東武線はどこかで二股に分かれる事に気付く。一度杉戸で乗り換えなければいけないようだ。せっかく一本で行けるのに、と残念だったが、そもそも南栗橋は足利からはかなり手前であることを知らない不器用さだから困ったものだ。そして次の電車は久喜止まり。そのまえに、急行りょうもうが止まった。面倒なのでこれに乗ってしまえと思ったが、乗車口で特急券をチェックするロングコートの駅員が現れた。車内で買うから、と言うと、車内では販売しないとのことだ。では買ってくるから時間はあるか?と訪ねると、すぐに出発だと言う。まったく商売っ気のない男だ。

「ふん。特急券1枚売りはぐったな」

という負け惜しみを吐いてやったが、あまり堪えていないようで、ロングコートは無機質な表情で消えていった。

 敗者はそのまま流れにしたがって、来る電車を乗り継ぐ羽目になる。久喜ゆきの次は館林までしか行かない。なんと面倒で不便なんだ、と車窓から枯れた田園風景を楽しみながら電車に揺られた。ずっと各駅停車か、と思って乗ったが、準急など必要ない駅と駅の距離に田舎旅を感じ、途中に親父の田舎の加須を過ぎたりと、懐かしさも楽しめた。そうこうして館林に着いたが、ここでまさかの接続25分待ち、という予期せぬ事態だ。普段から、5分もすれば電車が来る生活に慣れている体には、これはなかなか衝撃的だ。しかし地元の方々はどうやら慣れているご様子で落ち着いていらっしゃる。この25分で何が出来るか、もったいない、と旅先でも脳の中が慌ただしいわたしは、だいぶ心が貧しいな、と。そう、今日は旅をしているんだっけ、とようやく気付く。時間は忘れることにしようか。のんびり現れた車両が3両編成であるのを見て、とても嬉しくなった。3両編成。それだけで遠く田舎に来た気分だ。今度はどこか、1両で走ってくれる場所を旅してみようか。電車での旅も悪くない。

 お昼少し前には着いている筈だったが、わたしの定刻からは30分以上遅れての到着だ。たらたら歩いていると遅くなるので駅員に尋ねた。電車がこの調子だから、バスが気前よく走っている訳がない。実直そうな女性駅員は、軍属ですか?といいたくなるほど凛とした口調で道を教えてくれた。橋を渡って15分、いや20分くらいだという。


 ソースかつ丼の店がちらほらり。この街も、それで売り出すほど有名なんだろうか。相田みつをさんはこちらのご出身だったんですな。足利市役所を目指してのんびり歩くと、途中に足利氏のおうち跡が出てくる。

真言宗金剛山大日尊 鑁阿(ばんな)寺というそうだ。むずかしい読みだな。


15日まで初詣だというが、さすがに静かなものだ。
若い女性二人の散策が妙に絵になる。


綺麗に整えられたお堀に、魚たちがそよそよと泳ぐ。光に揺られて美しい。

この裏には、あの足利学校があるが、先に目的地にしよう。歩道橋を渡ると、ようやくそれらしき建物が出て来た。


一茶庵 本店@東武足利市駅東口より渡良瀬川を渡り徒歩10分余り


なんか、構えてるな。流石だな、と気圧されるが、更科さんほどではない。引き戸を開けて店内を覗うと、突き当たりの板場まで真っ直ぐと廊下が伸びている。変な造りだなと思ったが、これはもしや行列を考えてのことかもしれない。

時は12時45分。先客は2組。わたしの後も、観光と思しき客が3組。どうやら平日の客足は落ち着いているようだ。
 

 客間は、竹の伸びた中庭を囲んでL字形だ。まさか分煙だろうか。いや、煙を纏う客はいない。ある程度観光地化しているようで、写真もどーぞどーぞと慣れている様子だ。日が差し込んでいる席に座り、中庭を眺めながらのんびりしようと考えたが、写真的には失敗した。しかし、雰囲気がさすがにいい。これは時間的にも失礼がないし、酒だろう、やはり。予定より大幅に遅れて到着したので他はあきらめて一茶庵を満喫しようか。

[b:白雪(一合燗)500円]
燗酒はこれだけだ。アル添のようだ。これはつらいか。白雪にも純米はあるだろうに。

[b:鴨スモーク400円]
鴨スモークは案外と凡庸。板わさの包丁に細工があるか、今思えばそれを見た方が良かった。

[b:玉子焼き400円]
玉子焼きは夕方のみ、らしいが、やってくれるそうだ。この客数ならそうだろう。出てきたものは思いのほか甘い。もり汁に一抹の不安が過ぎる。これ自体も出来あえ、ではないと思いたいが、居酒屋の板場で仕事をさせてもらった時の経験が、疑いをかける。

[b:五色そば1600円]

茶そば、せいろ、ゆずきり、けしきり、田舎と。乾きやすいからすぐに食べるよう促された。それぞれ旨いと思うが、そう驚きもなく、全体的にどうも拍子抜け、気味だ。詰め過ぎているのか、固まってしまっているのは残念だ。このような催しものはどうも大衆店臭い。蓋をとった順番にいただくのが手順だろうか。

緑の香りがはっきりしている。茶の香り、とはこういうものか。普段啜るものは緑色をしているだけだと思ってしまう。香りはどうも草だんご、とも違うが、どちらかというとお茶と表現するよりその方が近い。

ていねいな蕎麦だが、それほどの驚きは無い。

ゆずきり。これははっきりとした香りが立ちあがる。綺麗な蕎麦の喉越しが心地いい。


これは違うな、と思えたのは芥子きりですな。芥子の味というか、なんと言おうか香りが確りしていて粒々感があり味も含めてとても良好だ。


最期を締める、やや太めの田舎そば。これはそう特筆すべきはない。

 
もり汁も、やや甘い。どうも考えたより万人向けの仕立てであった。しかし、ちょうどよい加減の濃さの蕎麦湯を注ぐと出汁のよさが上がり、趣が変った印象になった。こう、やや控え目ながらもはっきりとした、というか、くどくないが押しが強いというか、なかなかな加減の出汁を感じた。

 途中、お土産にとそば大福を用意してもらった。一人前2個入りで300円。家に帰ってから家族でいただいたが、どうも蕎麦を使ったという味わいは少なかったようだ。観光地のお土産に見る、よくある物足りなさが残った。ちなみに、あんこは漉し餡であった。

 越谷一茶庵と同じく、ひな鳥そばのメニューを見て、

『鶏のひな、って、やはりひよこじゃないのか・・・?』

などと、どうでも良いことを想いながら、一通り楽しんだ一茶庵を後にした。どうも期待が大きすぎたのか、あまり感動は起らなかった。正直、このくらいの蕎麦を出す店は、東京にはごろごろあるな、と思う。どうやら観光地化して商売に走ってしまった感じだろうか。だとしたら残念だ。蕎麦屋の空気としては充分だが、名前がなければ来るだろうか、と言うような印象だった。

『やはり、蕎麦は東京か・・・』

このあと史跡に向かい、わたしも観光客の仲間入りをした。



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# by zacho_7henge | 2012-01-15 09:30 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(0) 

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